昨日の夜勤でまたいろいろ考えることがあったんで書きたいと思います。
私の仕事は否応なしに人の死に立ち会わないといけない場面が多々あります。
昨日も夜勤に行くとうちにも長期入院してて、一旦は退院できたんですがその後も小児科病棟に入退院を繰り返してた子が亡くなったということでした。
夜勤メンバーで仕事前に会いに行くと、まるで眠ってるみたいで信じられませんでした。
抱っこさせてもらいましたが、うちにいた頃よりもずいぶん重くなってました。
とっても頑張ってた子だったんで、本当につらかったです。
それから夜勤に入ったんですが、ずっと調子の悪かった子が夜中に亡くなりました。
お母さんに抱っこされて天国に旅立って行きました。
まさか1晩に2人もお見送りすることになるなんて思ってませんでした。
泣きすぎて、朝を迎えるころには目が腫れて視界がいつもの半分位になってました。
私たちは看護師でありながら、赤ちゃんたちにとってはお母さん代わりもします。
実際家族より多い時間を一緒に過ごすことになるんで、どうしても情が移るし、みんなかわいくて仕方ありません。
子どもが好きで選んだ病棟だし、そんな子達が亡くなった時は本当に胸が張り裂けそうになります。
他の仕事してたらこんなつらい思いをすることはなかったのに・・・ってつい考えてしまいます。
今朝先輩が言ってたんですが、新人の頃大人の病棟で患者さんが亡くなった時に泣いたら先輩に怒られたそうです。
でも、私は泣くことは悪いことではないと思います。
以前知り合いに「看護師って死に立ち会うことが多いから、慣れてだんだん平気になるんじゃないの?」って言われたことがあります。
でもそれは違います。
私は亡くなっていった子たちをみんな覚えてます。
多分これから先も忘れることはないと思います。
逆に元気に退院していった子たちの方が忘れてしまいます。
それくらい死に立ち会うってことは私にとって重いことなんです。
満足いく看護が提供できたって思えることはありません。
もっと何かしてあげられることがあったんじゃないか?っていつも考えます。
だからこれからももっともっと努力していこうって思います。
短い人生を精一杯生きてたあの子たちに恥じないように、私も1日1日を大切に後悔のないように生きていきたいって思います。
以上、ちょっとセンチメンタルなりんごの真面目なお話でした。